おひなさま お譲りします。詳細はこちら ---->

ご 挨 拶

 皆様方には20年に亘り、「おひなさまめぐりin二見」を楽しみに、数多くのお客様に早春の二見浦へ足をお運びいただけましたこと、大変嬉しく、心より感謝、御礼申し上げます。

 思い起こせば平成16年末、観光オフシーズンのテコ入れ策として「ひな祭り企画」を実施しようということになり、短時間で多くの同志を募り、夜なべして横断幕を手作りしたり、協力していただける店舗に挨拶して回ったり、目が回るほどの忙しさでした。それでも、皆、若かったこともあり、バイタリティーに溢れた女将さんたちの尽力で、なんとか翌年24日のオープニングに漕ぎつけることができました。

 当時は三重県内でも「ひな祭企画」を町ぐるみで実施している所は殆どなかったこともあり、予想以上の多くのお客様に足をお運びいただけたことは、望外の喜びでした。

 そのことが次回開催へのモチベーションとなり、2回目以降には、展示内容もバラエティに富んだものとなり、多くのイベント行事も実施できたことで、より多くのお客様にお喜びいただけたことと自負しております。

 ただ、長く続けて参りますうちに、いろいろな問題も出て参りました。展示やイベントのマンネリ化、県内各地で開催されるようになって来た同様の企画との差別化といった課題から、実行委員の減少と高齢化、それに伴う負担の増加、合併による行政との距離感の変化、財政状況・収支バランスの暗転、公共施設の取り壊しや閉鎖の決定…。私どもとしても、出来る限りの努力で課題克服に傾注して参りましたが、抜本的な解決策を見出すことは叶わず、令和72月~3月期の「第21回おひなさまめぐりin二見」開催をもって、組織だっての運営を断念することになりました。誠に断腸の思いであるとともに、これまでご愛顧いただきました皆様には申し訳なく、心苦しい限りです。

 こうした中でも、ありがたいことに、「うちの店では、今後もひな飾りを続けるよ」と言ってくださるお店もあり、また実行委員会自体は解散となりますが、有志で出来る範囲の飾りは続けていくつもりでおります。規模は大幅に縮小されますが、皆様におかれましては、どうぞ今後とも変わらず、早春の二見浦へお運びいただけましたら幸甚です。

 皆様、長い間に亘り、誠にありがとうございました。

おひなさまめぐりin二見実行委員会 第2代実行委員長

五十子桂子

 追記

 おひなさまめぐりin二見実行委員会が所蔵しております「7段飾り」や「親王飾り」などをお譲りしております。ご希望の方がおられましたら、実行委員長・五十子桂子(いらご けいこ:090-7039-5346)か、本ホームページの「お問い合わせ」のメールアドレスまでご連絡ください。







ご 挨 拶

  賓日館は平成15113日、それまでの旅館から一部を改装して、資料館としてリニューアルオープンしました。その翌年、台風で大きな被害を受けた宮川村の子どもたちを励まそうと、賓日館の観光大使・鈴鹿市在住の南部美智代さんが、子どもたちに贈る「ミニひな人形」を数多く作製され、それを一時期、賓日館に展示しておりました。しかし、実際のひな祭り時期を前に、それらの人形たちは宮川村の子どもたちの所に贈られることになっており、賓日館には「ひな人形」がなくなり、寂しくなります。

 そんな話を、当時の三重県の地域担当者と私でしていた時、「それなら、賓日館独自でひな人形展示をすればいい」「いや、どうせやるなら、賓日館だけでなく、各お店も巻き込んで、町中でひな祭りを盛大に開催すればどうか」という話になり、それが平成17年の「第1回おひなさまめぐりin二見」に繋がりました。

 最初の頃は、事務局員が実行委員とともに賓日館の中広間に集まって、夜なべをして横断幕を製作したり、展示レイアウトを考えたりして、忙しい中にも充実した楽しい時間を過ごしたことを、昨日のことのように思い出されます。

以来、実行委員会と協働しながら、賓日館は賓日館で、独自の創意工夫を凝らし、展示を続けて来ました。

 賓日館は元々、皇族の伊勢行啓時の宿所であることから、天皇家の方々が納采の儀や即位の礼の時に着用されておられた着物を再現したひな人形を特注で製作してもらったり、伊勢・二見浦を特徴づける行事をひな人形で創作したりと、毎年来館されるお客様に、いかに楽しんでもらえるかを考えながら展示をすることが、自分たちの仕事の大きなモチベーションとなって来ました。

 また、この「おひなさまめぐりin二見」開催の1か月で、年間総入館者数の3割近いお客様に足を運んでいただけました。つまり、「おひなさまめぐり」は賓日館にとって、興行面でも事務員の仕事意欲の面でも、一番重要な企画でありました。

 さて、賓日館は令和8年度から工期6年予定の耐震工事、文化財修復工事に入ります。これを受けて、一般公開は来年2月末までということになっており、したがって、令和7年の「おひなさまめぐり」が最後の開催とせざるを得ませんでした。

 そのこと自体は残念ではありますが、経年劣化の進む躯体が綺麗に蘇るとともに、お客様が安心安全に見学できる施設に生まれ変われるのは、嬉しいことでもあります。

 組織の関係上、私どものNPO法人が、リニューアル後の賓日館管理運営の受け皿(指定管理者)となるのは難しいので、一旦解散という流れになるとは思いますが、生まれ変わった賓日館を管理運営していただける新たな団体も、きっと建物に相応しい展示企画を実施してくれることと信じておりますし、その中でまた、「賓日館のひな祭り」が新たな形で再興されることを願ってやみません。

 皆様も、また、リニューアル後の賓日館を、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

 これまで長い間、ご愛顧賜りまして、誠にありがとうございました。

 

NPO法人 二見浦・賓日館の会 会長 兼 事務局長

奥野雅則


令和7年10月20日 更新



おひなさまめぐりin二見、無事終了しました。長い間ありがとう御座いました。

夫婦岩で有名な伊勢二見浦。その春の風物詩『おひなさまめぐり in 二見』を今年も2月4日(火)から約一ヶ月間開催します。会場は昔懐かしい雰囲気の建物が立ち並ぶ夫婦岩表参道(JR二見浦駅~二見興玉神社の二見浦旅館街)を中心とする二見浦一帯です。二見浦のシンボル、夫婦岩のように仲良く寄り添うおひなさまに心を和ませつつ、潮香ただよう早春の陽光の下、一日ゆっくりとお過ごしください


■ 21回おひなさまめぐり in 二見 ■
2025年(令和7年)2月4日(火)~2025年(令和7年)3月9日(日)
 


    三重県伊勢市二見浦一帯 (三重県伊勢市二見町  
 

                         

   

後援・協力団体リンク
別ウインドウで開きます

かんこうみえ
■三重県観光連盟■

伊勢市観光協会
■伊勢市観光協会■

JR東海
■JR東海■

近畿日本鉄道
■近畿日本鉄道■

三重交通
■三重交通■

美し国、まいろう。伊勢・鳥羽・志摩
■伊勢志摩キャンペーン■

美し国エクスプレス
■美し国エクスプレス■

二見町旅館組合
■二見町旅館組合■

伊勢二見浦民宿組合
■伊勢二見浦民宿組合

二見シーパラダイス
■伊勢シーパラダイス■

伊勢・安土桃山文化村
■伊勢忍者キングダム■

     

主催■
おひなさまめぐり in 二見実行委員会、NPO法人 二見浦・賓日館の会

■後援■
三重県、伊勢市、(公社)三重県観光連盟、(公社)伊勢市観光協会
東海旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、三重交通株式会社


Copyright おひなさまめぐり in 二見実行委員会 All rights reserved